今回の目標
今回は電車の後面のスケッチを作成します。モハ60の連結面の貫通扉や窓、配管のスケッチを作成します。

準備
前面のボディーはしばらく使いませんから、非表示にします。

後面のスケッチ作成
「前面ボディーの後面のスケッチ」を「後面ボディー」に貼り付ける
- 前面のボディーの後面スケッチをコピーします。※悪さをすると嫌ですから、前面ボディーのスケッチも残しておきます。
- コピーします。
- コピーを後面のボディーに移動します。※名前も変えておきます。
- 見えるように「Visibility」をtrueにします。
- 足りないスケッチを追加します。
freecadではCtrlキーを押しながら複数のスケッチ等を選択できます。複数選択して状態でVisibilityを変更したり、複数削除したりすることができます。


旧型国電のプレスドアなどを表現するスケッチを追加
戦時中の電車の連結面の形状は不明です。とりあえず図面集から作成しました。金属回収のあおりで、木製の板などで代用されていたのかも知れません。

修繕記録?表すスケッチを追加
戦時中の国電に更新修繕を表す銘板があったかはわかりません。図面集より、とりあえずスケッチします。戦時型の旧型国電の戦時中の資料は近くの図書館にはありませんでした。

ドアノブ(後面)を追加

配管のスケッチを作成
- 下面に接するスケッチを作成します。0.25mmの半径の円としました。
- 配管のモールドのスケッチを作成します。
8K以上の3Dプリンターであれば、板状キットのモールドと同程度まではモールドを再現できます。塗装後もわずかに残ります。配管は旧型国電の特徴の1つですから、作成していきます。



配管の覆い?を作成
- 下面に接するスケッチを作成します。
- 配管の覆いのスケッチを作成します。
- スケッチを2つコピーし、合計3つのスケッチを作成します。
- 後の準備のために、スケッチのZ軸を変更しておきます。
配管覆いのスケッチを作成


スケッチのZ軸を変更
3Dモデルを作成するときに、旧型国電の配管の覆いを作成しますので、コピーしたスケッチのZ軸の位置を変更しておきます。



後面のウインドウシルヘッダ―のスケッチを作成
モハ60系などの40系電車は昭和14年度車のノーシル・ノーヘッダー車で完成を見ました。戦時型の昭和17年度車はウィンドウシルヘッダ―が復活してしまうなど、形としては退化してしまいました。模型では、木製ドアと並んで大きな特徴となります。

まとめ
モハ60系の後面のスケッチを作成しました。続いて、立体を作成します。