今回の目標
前回スケッチを作成した旧型国電の後面の立体の3Dデータを作成します。FREECAD上ではグリーンマックスの板キットの後面のようにも見えます。

後面外枠の作成
0.25mmのポケットで電車の窓枠を表現します。

旧型国電のプレスドアを作成
先程、0.25mmポケットしたため、0.5mmポケットすることで、旧型国電の木製ドアを表現します。

貫通箇所の作成

銘板とドアノブ
ドアノブを作成
- 2方向にパッドしドアノブを作成します。
- 銘板を作成します。※戦時中の落成したばかりのモハ60にあったかどうかはわかりません。

銘板の作成

配管(パイピング)の作成
配管の作成
- 14.62mm逆方向にパッドし、配管を作成します。
- 1mmずつパッドして、配管の覆いを作成します。
線を通す穴だけをあけておき、後から真鍮やプラスチックなどを通してもよいかもしれません。

配管覆いの作成

ウィンドウ・シル/ヘッダーの作成
- ウィンドウ・シル/ヘッダーのスケッチを選択し、0.25mm押し出します。
- 前からのビューとし、押し出した先端を両方選択します。
- パッドで1.25mm押し出します。
ウィンドウ・シル/ヘッダーのスケッチを0.25mmパッドして、後面のウィンドウ・シル/ヘッダーを作成します。Nゲージの模型的には、ノーシル・ノーヘッダー車の方がはるかに作成しやすいです。



まとめ
後ろ面の3Dデータを作成しました。次回からは電車の側面を作成します。側面は屋根とおなじくらい手間がかかります。