FreeCADでNゲージ旧型国電 モハ60 昭和15~17年度準戦時設計車③ 車体の作成

FREECAD

今回の目標 モハ60の車体の完成

「モハ60 昭和15~17年度準戦時設計車」を作成します。今回は、大体の旧型国電の形を作ります。FreeCADのバージョンVER0.21.0です。

前面から後面までを作成

  • 後面の一番下の食パン型の部分を選択。
  • 122.91mm押し出す。
  • 残りの部分を3つ全て選択し、117.92mm押し出す。

「モハ60」の長さは20mm。押し出しの長さはこの数字をNゲージサイズの150で割ったものです。

旧国モハ60の後屋根の作成

「モハ60 昭和15~17年度準戦時設計車」の後ろ屋根はそれまでの張り上げ屋根から、戦時下らしい簡易屋根に退化しています。この屋根もロフト機能で作成します。スケッチを何度も書きたくありませんから、前面のロフトで作成したスケッチをコピーして再利用します。

スケッチのコピー

スケッチのコピーでスケッチを複製する。

以前のスケッチをコピーする

  • 前部のロフトを作成したときのスケッチを選択。
  • 右クリックメニューからコピーを選択。
  • ボディー以下のいずれかにカーソルを合わせる。
  • 貼り付ける。

コピーしたスケッチをボディーに移動する

  • コピーしたスケッチを選択。
  • 右クリックし、「オブジェクトを他のボディーに移動」を選択。
  • 移動先をリストから選択する。

コピーしたスケッチを可視化する

  • コピーしたスケッチを選択。
  • 詳細が表示されるので「ビュー」タブのVisibilityをTrueにする。

ロフト作成の準備

リファイン(Refine)でつなぎ目をなくし、最後部を押し出す

ロフトの作成のため、「Refine」機能を使う。つなぎ目がある状態だとロフトが作成できません。このため、リファインでつなぎ目をなくします。

  • 図形を選択し「Refine」をTrueにする。
  • 後部を選択し、1mm押し出す。

スケッチの移動

  • 複製した後部ロフト用のスケッチを選択。右クリックから「添付エディタ」を選択。
  • 添付エディタが選択モード(デフォルト)になっているかを確認。
  • 添付先(国電の最後部)をクリック。

旧型国電モハ60後屋根ロフトの作成

  • ロフト元のスケッチを選択。
  • Ctrlキーを押しながら最後部の面を併せて選択。
  • 加算ロフトをクリック。

完成

電車の形が完成しました。試しにぶどう色2号で塗装しました。旧国電に見えなくもないです。

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