Freecadで閉じたスケッチか確認する方法

FREECAD

Freecadで押し出しやポケットができない時

パートデザインワークベンチの「押し出し」や「ポケット」などはスケッチが閉じていないとできません。「閉じている」というのは一筆書きになっているということです。スケッチが閉じていないとその部分の立体化処理ができないため、「押し出や」や「ポケット」ができません。

スケッチが閉じているかを確認する方法

  • コンボビューでConstraintsのフィルターですべての☑ははずす。
  • 一致拘束のチェックする。
  • 左クリックしながらすべてのConstraintsを選択。「赤くなった点」は一致拘束されていない。

完全拘束されていない場合

一致拘束されていない部分が赤色になります。そこを修正すると閉じたスケッチになります。わかりやすいです。

完全拘束かつスケッチが閉じていない場合

同じように確認できます。しかしながら、完全拘束されていると色がわかりにくいのです。そもそも、「完全拘束されているが一致拘束されていないスケッチ」を作らないようにロック拘束や水平距離拘束などは極力使わないようにしています。

左が致拘束なしで完全拘束。右が一致拘束ありで完全拘束です。あまり、見分けがつきませんね。

なお、「編集」→「設定」と進み、「スケッチャー」の「完全拘束されたスケッチ」の色を変更しておけば少しわかりやすくなります。

まとめ

  • 「押し出し」や「ポケット」がスケッチが閉じてないためできないときは、スケッチが閉じてない点をコンボビューから確認できます。
  • 閉じていない完全拘束されたスケッチは確認がわかりにくいです。

私もこれを知らなかったときはスケッチを引っ張ったりしていました。そもそも、閉じていないスケッチを作成しないように「対称コピー」を使うことも大事なことです。

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